大学での研究は公正であるものと信じたいものです。でも「李下に冠を正さず」といいます。他人から疑われるようなことは、初めからしないほうが良いですね。自戒自戒。
<ヤフー ニュース>
■タミフル寄付金、横浜市立大教授が研究への影響を否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070313-00000214-yom-soci
インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動死の因果関係を調べている厚生労働省研究班主任研究者の横田俊平・横浜市立大教授の講座が、タミフルの輸入販売元「中外製薬」(東京都中央区)から寄付金を受けていた問題で、横田教授は13日、厚労省内で記者会見し、「寄付金をもらっているから手心を加えるようなケチな考えはもっていない」と、研究への影響を否定した。
<読売新聞>
2007年03月13日
製薬メーカーや薬問屋からの寄付は遠慮しよう。(経営大作戦 その三十)
大学教授と開業医ではだいぶちがいますけど、、、製薬メーカーや薬問屋からの寄付は遠慮すべきです。
製薬メーカーや薬問屋のセールスマン(MRといいますね)は医院をよく訪問します。
新薬の薬理学的解説とか、副作用情報の提供や説明が主目的(のはず)です。
なかには、説明会にお弁当をだしたり、忘年会とかへ寄付を申し出たりするセールスマンがいますね。でもうっかりOKしてはいけません。一見ありがたいようにも思えますが、診察の場で処方薬の選択に微妙な影響があったり(もちろん、そのメーカーの薬を使って欲しい下心で、それをねらっているんですから)、スタッフの意識にも悪い影響があります。
参照→ <<YAHOOニュース>>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070313-00000101-yom-soci
厚労省タミフル研究班教授の講座に販売元800万寄付
3月13日3時6分配信 読売新聞
インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した後に異常行動死が相次いでいる問題で、因果関係を調べている厚生労働省研究班主任研究者の教授が主宰する大学の講座(研究部門)が、タミフルの輸入販売元「中外製薬」(東京都中央区)から、4年間に約800万円の寄付金を受けていたことがわかった。
厚労省ではこの教授から聞き取りを始めており、「さらに事実関係を確認した上で、適切に対応したい」としている。
<<YAHOOニュース>>
そんなこともあたまにあって、小生の医院では院外処方にしています。これだと薬価とか無関係ですし、セールスマンもあまり来ません。管理上も楽チンです。
小さな診療所でも個人情報保護を見直そう。(経営大作戦 その二十九)
大日本印刷で個人情報が大量に流出して問題になっていますね。昨今、小さな診療所でも個人情報の扱いには非常に注意しないといけません。わたしたち開業医もひとごとではありません。とくにカルテには住所氏名電話番号はもちろん、個人の職業から趣味嗜好そして、体の状態が詳細に記載されています。ふだんなにげなく書いているカルテですが、世の中からみると 個人情報のかたまりです。健康食品の会社などからすれば喉から手がでるほど欲しいデータが満載なんですね、要注意です。
参照→ ヤフー ニュース:
<大日本印刷>個人情報864万人分流出 過去最多の件数
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070312-00000112-mai-soci
3月12日20時31分配信 毎日新聞
一度院内の状況を見直しましょう。
ポイントは
1、院内ポスターの掲示はすんでいますか?
2、従業員向けの院内規則は作ってありますか?文書にしてスタッフに配ってありますか?
3、従業員誓約書はつくってありますか?
4、業務委託先との間で確認書をとってありますか?レセプト代行など頼んでいる先生は大丈夫ですか?
5、電子カルテやレセプトコンピューターのIDやパスワードの設定は大丈夫ですか?
誓約書の書式などは決まったものが医師会事務所にあると思います。
当時いわれた、
「待合室で患者さんの名前をよんでいいのか?」という問題は、まあ大丈夫なようですね。これは患者さんを取り違えた場合の害のほうが大きいという理由のようです。
あと、日常注意するのは。。。
●カルテを不用意に、他の患者さんの目に触れるところ置いたりしない。
●電話での問い合わせの場合、本人確認を。
●院内紙を自宅に発送する場合、事前に同意をとること。
●紹介状の自宅郵送など業務上の連絡は問題ないようです。
といったことでしょうか。
2007年02月27日
経営大作戦 その二十八 診療圏
診療圏分析の分析というと難しそうですが、患者さんの住所分布を調べることです。住所はどこか統計をとることです。たいていの個人医院の診療圏はそんなにひろいものではありませんので、町単位になると思います。カルテを千部ほどだして、ピックアップして、表に書き込みついでに、地図上にプロットしてみると面白いですね。
最も多いのはどの町か?
どの町が限界点か?
限界点をプロットしたら円形になるか?
駅、バスの停留所などとの関係はどうか?
線路や道路などで分断されていないか?
眼科や耳鼻科といった数が少ない科は診療圏は広く、内科のように数が多い科は狭いものと思われます。眼科医師は人口2万8千人に一人、内科は人口三千人に一人といわれますね。
これで診療圏を把握したら、広告宣伝の方針をたてることができます。
診療圏内部へ広告費を投入し、逆に診療圏を越える地域への広告宣伝は中止しましょう。
2007年02月22日
経営大作戦 その二十七 電子カルテ
電子部品大好きな、アキバオタクの小生としては、電子カルテには興味津々なのですが、残念ながら、いまだ使えそうなものがありません。
結局、電子ファイリングにとどまっています。
診察の実務的に役立つように「本当に使える」システムを組むと結局、すべての科で別々の設定が必要で、さらに病院ごとにことなる仕組み、はては各医師ごとにカスタマイズすることになります。
医師が小生ただひとりならまあ、大丈夫ですが、他の医師がこのシステムを使えるかというと難しそうです。小院は医師3名いますので、全員が使えるとなるとやはり、電子カルテはまだまだ敷居が高いですね。
現在は日常は紙カルテに書き込み、厚くなってきたら2部にわけて倉庫へ移動。移動する前に全部のページをデジタルカメラにとって画像としてファイリングして保存、古いページは必要に応じてパソコンで閲覧できるようにしてあります。だいたいIDを打ち込んで、10秒以内に閲覧できますから、実用上は十分です。
というわけで、開業当初は電子カルテは不要と思います。1〜2年してカルテがたまってきて、業務手順がきまり、カルテの略語とか書き方、レントゲン写真や検査結果データなどの資料の整理方法が固まったその時点で導入すればいいのではないかと考えています。
また医師が複数の場合はよほどパソコンオタクなドクターでないと難しいですね。アルバイト医師を頼むようなら紙カルテで押し通すほうが無難です。
2007年02月21日
経営大作戦 その二十六 レセコン
コンピューターといえば、まずレセコン、そして今話題の電子カルですね。小生パソコンオタクなのでいろいろ試してみましたが、、、、。
レセコンで最も大事なことは、マシン性能とかソフトの優秀性とかではありません。じつは、法令改正時の対応力です。レセコンのトラブルで最もあわてるのは法令改正のあったときに対応できてない場合です。
単に初診料や検査点数の変更くらいなら、プログラムを更新したり、設定の数字をいじればよいので、どんな業者もだいたい大丈夫ですが、用紙のサイズ変更のような物理的な変更、ハード面での変更があると、たいへんです。従来の印刷機が対応できてないとかいうとけっこう深刻です。昔、処方箋の用紙がB6からA5に変わったときは、印刷機を変えました。
医師会のオルカをはじめ、いろいろ安価なシステムが手に入るご時世ですが、、、少々価格が高くても営業のしっかりとした大手業者がよいと思っています。
●法令改正の事前情報収集力、つまり政治力があるか?
●短期間でプログラムを書き換え、設定ファイルを変え、それを配布できているか?
●多くの営業マンをかかえ、いざというときは人海戦術がとれるか?
●法令対応のハードを短期間で設計、作り上げる工場ラインを持っているか?
てなことが大事です。結局、ありふれていますが、大手のメーカー品になりますね。
2007年02月15日
経営大作戦 その二十五 西暦か元号か?書類日付
西暦か元号か?書類日付:経営大作戦 その二十五
医者は事務方と違って書類になれていません。紹介状の返事とか診療日程の変更とか他の病院から書類をいただきますが、なかには日付がないものが時々ありますね。注意しないといけません。
忘れないために、書類の雛型には必ず日付欄をもうけましょう。もちろんカルテにも日付が必要です。
その日付の打ち方ですが、西暦か元号かどちらかに統一する必要があります。これはある程度スタッフみんなに徹底しないといけません。何も言わないとごちゃ混ぜになります。多いパターンは。。。。
パソコンで編集した書類はいつの間にか西暦
保健やお役所から来た書類はいつの間にか元号
結果ばらばらになってしまい、去年の書類を今年のものと間違えたり、いろいろと勘違いを誘発します。
小生は元号のほうがイメージが掴みやすく直感的に思考処理できるので元号表示に統一しています。平成といえばこども、大正といえば老人、とぱっとイメージが沸いて間違いがありません。
PS:あらま!病院経営もなかなか大変なようで、、、→
「金沢市立病院:経営改善会議の初会合、赤字解消へ年内に提言」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000179-mailo-l17
医者は事務方と違って書類になれていません。紹介状の返事とか診療日程の変更とか他の病院から書類をいただきますが、なかには日付がないものが時々ありますね。注意しないといけません。
忘れないために、書類の雛型には必ず日付欄をもうけましょう。もちろんカルテにも日付が必要です。
その日付の打ち方ですが、西暦か元号かどちらかに統一する必要があります。これはある程度スタッフみんなに徹底しないといけません。何も言わないとごちゃ混ぜになります。多いパターンは。。。。
パソコンで編集した書類はいつの間にか西暦
保健やお役所から来た書類はいつの間にか元号
結果ばらばらになってしまい、去年の書類を今年のものと間違えたり、いろいろと勘違いを誘発します。
小生は元号のほうがイメージが掴みやすく直感的に思考処理できるので元号表示に統一しています。平成といえばこども、大正といえば老人、とぱっとイメージが沸いて間違いがありません。
PS:あらま!病院経営もなかなか大変なようで、、、→
「金沢市立病院:経営改善会議の初会合、赤字解消へ年内に提言」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000179-mailo-l17
2007年02月04日
経営大作戦 その二十四 耳マーク
耳マークをご存知でしょうか?難聴のかたのサインです。
難聴のかたには筆談などで対応できるようスタッフをトレーニングしておく必要があります。意外と忘れがちです。
このマークをカルテに記載して記録するようにします。
ご存じなければ
http://www.pref.okayama.jp/hoken/shofuku/miminohi.htm
をご覧下さい。
難聴のかたには筆談などで対応できるようスタッフをトレーニングしておく必要があります。意外と忘れがちです。
このマークをカルテに記載して記録するようにします。
ご存じなければ
http://www.pref.okayama.jp/hoken/shofuku/miminohi.htm
をご覧下さい。
2007年02月02日
経営大作戦 その二十三 患者番号?カルテ番号?
いままでなにげなくカルテのIDと書いてきましたが、、、、
このID番号のことをなんと呼ぶかで、スタッフの患者さん対応が微妙に変わります。注意しましょう。
電話で応対するときとか必ず「診察券に書いてある番号をお知らせ下さい。」とか話しますね、
そのとき”患者番号”と言われると、囚人にでもなった感じで、人間に番号なんか付けて欲しくないなあという気持ちになるものです。スタッフも人間を番号で考えるようになります。
”カルテ番号”ならカルテという物体に付けた番号ですから、許せますね。
患者IDとか患者番号ではなく、カルテIDとかカルテ番号と名前を付け、日頃から必ずそう呼びましょう。
このID番号のことをなんと呼ぶかで、スタッフの患者さん対応が微妙に変わります。注意しましょう。
電話で応対するときとか必ず「診察券に書いてある番号をお知らせ下さい。」とか話しますね、
そのとき”患者番号”と言われると、囚人にでもなった感じで、人間に番号なんか付けて欲しくないなあという気持ちになるものです。スタッフも人間を番号で考えるようになります。
”カルテ番号”ならカルテという物体に付けた番号ですから、許せますね。
患者IDとか患者番号ではなく、カルテIDとかカルテ番号と名前を付け、日頃から必ずそう呼びましょう。
2007年01月31日
経営大作戦 その二十二 カルテのIDの振り方
IDの振り方について小生の今まで経験を総合すると、
頭の数字に0がこないような設定がよい
多くのレセコンがIDの設定は7桁程度
市販のゴム印はやはり最大8桁くらい
その場で番号を生成させるやりかただと事務員さんの間違いが多い
予め番号を振ったカルテを作っておけると能率的かつ間違いが少ない
てなことを考慮しないといけません。
結果、、
小生のやりかたは、
最初の二桁 平成の年度
次の二桁 月
次の三桁 当月何番目に作成したかの順番
の合計七桁に設定しています。
たとえば、今月に入って最初の初来患者さんのカルテは
今月は平成19年1月ですので、頭4桁は1901
次の三桁は1番だから001
したがって
1901001
となります。
将来元号が変わってもこのまま使います。「平成99年」まで使えます。
小生の月間の初来患者さんは200〜300人くらいですのでほぼこれで行けます。
西暦を使うと2006年で長すぎますし、下二桁とると06で頭ゼロになりますから、西暦は使いづらいです。日本人だし元号がよいですね。
頭の数字に0がこないような設定がよい
多くのレセコンがIDの設定は7桁程度
市販のゴム印はやはり最大8桁くらい
その場で番号を生成させるやりかただと事務員さんの間違いが多い
予め番号を振ったカルテを作っておけると能率的かつ間違いが少ない
てなことを考慮しないといけません。
結果、、
小生のやりかたは、
最初の二桁 平成の年度
次の二桁 月
次の三桁 当月何番目に作成したかの順番
の合計七桁に設定しています。
たとえば、今月に入って最初の初来患者さんのカルテは
今月は平成19年1月ですので、頭4桁は1901
次の三桁は1番だから001
したがって
1901001
となります。
将来元号が変わってもこのまま使います。「平成99年」まで使えます。
小生の月間の初来患者さんは200〜300人くらいですのでほぼこれで行けます。
西暦を使うと2006年で長すぎますし、下二桁とると06で頭ゼロになりますから、西暦は使いづらいです。日本人だし元号がよいですね。
